2014/10/1 更新

チェアーについて

イスってただ座るだけのものではありません。最近はインテリアとしてのイスがものすごく増えていますよね。
そう、座るのがもったいないくらい(笑)もちろん、実用的なイスもたくさんあります。

例えば学習机用のイスだったり、オフィス用のイスだったり、お年寄り方などが立ち座りしやすいイスだったり・・・。イスを選ぶとき目的や使う人によってポイントは違ってきます。
みなさんも自分にあった素敵なイスを見つけてくださいね。新しいオフィスに相応しい椅子を探してみて下さい。

チェアーの歴史

日本人は古来よりイスに座る習慣というのが無かったようですが、欧米では遠い昔よりイスと共に生活をしてきたとされています。それはなんと紀元前3〜4000年前にまでさかのぼります。

イスといえばエジプトという程、エジプトでのイスの歴史は非常に長く、ツタンカーメンの墓からは黄金の玉座や寝具が発見されているようです。さらに驚くべきことに、その当時から折りたたみのイスが存在していたという事実です。

ギリシャ時代に入ると、イスに対して多種多様な装飾が施されるようになっていたようです。曲線美を意識したイスなども制作される中、権威のある人物が下のものに威光を現すための手段として、地に足が届かないほど座面が高いイスを使用していたようでまさにイスというデザインの幅が更に広まった時期とも言えるでしょう。

中世の時代に入ると装飾だけでなくすわり心地も重視されるようになってきました。その後腕置きが付いた全身を包むタイプのイスが考案されてきて芸術性を更に増すイスが作成されていきました。

近代になるにつれて、イスは今までの概念を打ち崩しつつあります。現在は、座り心地が重視されるようになり、シンプルで美しいのみでなく、すわり心地が良いイスが増えている傾向にあります。

イスの種類

イスにはたくさんの種類があります。ここでは形状から大きく3つにわけてご紹介したいと思います。

長椅子(ソファー)
通常2人がけ以上の椅子をまとめて長椅子と呼びます。しかし、最近では1人用のソファーもよく見かけます。(ソファーについては他のページで詳しくご紹介しています。)

スツール
簡単に言うと背もたれのない椅子全般を指します。
ソファーセットについてくるオットマン(足を乗せるための背もたれのない椅子)というのもこのスツールの仲間に入ります。日本ではあまり聞かない名前かと思いますが、欧米では椅子はチェアーとスツールにはっきり区分されています。

その他のイス
上記の2つに当てはまらないイスはまとめてチェアーとして区分されます。
つまり、背もたれがあって、一人で使用するものは椅子ということになるのですが、厄介なことにここからさらに目的別に椅子があって、名前がついているわけです。

たとえば、事務用のイスも学習用用のイスもほとんど同じものですが、仕事に使うか、勉強用にするかによって名称が変わってくる・・・というわけです。逆にいえば、それだけイスというものは目的に応じたものを使用した方が良いということですね。
二人掛けのチェアの有名所で言うと2シーターなども北欧家具やミッドセンチュリーなスタイルで有名です。チェアのブランド名だけでもその二人掛けチェア・ソファなどを呼ぶ事もあります。

イスの選び方

イスのクッション(柔らかさ)
座面のクッション部分が、木がむきだしのままであったり、何らかのクッションが用意されていたりするわけですが、使いやすい柔らかさというものは目的によって大きく変わります。

ちょっと休息または一時的に作業するもの(食卓用など)は、固いほうが楽なのでむき出しの木や、ちょっとスポンジがある程度のものがいいでしょう。
くつろぎたい時はそれよりやや柔らかいもの。長時間作業するなら柔らかいもの。但し柔らかすぎて、お尻の位置がずれるようなものはかえって疲れてしまいます。

イスの高さ
実は長時間座って疲れるかどうかはイスの柔らかさよりこちらのほうが大事です。一番疲れにくいのはお尻と足、それぞれが体重を分散して受け持ってくれる高さが一番疲れにくくなります。

また、作業効率にも大きな影響があり、簡単に言うと座面が高いほど立ったり座ったりが楽になります。逆に低いと体が安定するので作業効率があがりますが、立ったり座ったりがつらくなるのです。作業用椅子ならそのあたりも抑えておきたいポイントですね。

イスのひじ掛け
イスに深く腰掛けるかどうか、足にどの程度体重がかかるかといったことが重要になります。

できるなら実際に座ってみて、自分が一番楽な体勢を取ったときにひじ掛けが肩幅から腕1〜2本分ほど離れるくらいのひじ掛けが使いやすいといわれています。和歌具ならなら座椅子ですね。


椅子購入のプチアドバイス

イスを購入しようと考えている方は、1番大切なポイントは「誰がどのような目的で座るのか」ということを考えることです。使用者があなたならば簡単ですが、例えば子供用イスを購入するとしたら、成長する分をある程度見込んで買わなければすぐに使えなくなってしまいますよね。

また、お年寄りならスムーズに立ったり座ったりできるデザインかといったことも大切なポイントになります。目的というのは作業用なのか休息用なのかということ。作業用ならどんなことをするのかといったことを考える必要がある、ということですね。

例えば立ち作業の合間にちょっと休むのが目的のイスであれば、座面はやや高く、座っても体重の半分は足にかかるような物の方がかえって楽ですし、食事をするのが目的ならばひじ掛けは邪魔になることが考えられますよね。インテリアとしてのイスも部屋の雰囲気とあわせたり、何を飾るのかによって選び方は変わってきますよね。

2015/4/9 更新